25’「重症度、医療・看護必要度」評価者及び院内指導者研修

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2025年6月30日
オンラインセミナー開始

共催
一般社団法人日本臨床看護マネジメント学会 
ヴェクソンインターナショナル株式会社
講師
  • 兵庫県立大学大学院社会科学研究科教授
    筒井 孝子
  • 日本臨床看護マネジメント学会理事長
    嶋森 好子氏 ほか
対象
看護師
受講料
一般 8,800円 / 会員 7,700 ※税込
※会員とは日本臨床看護マネジメント学会会員を指します。看護協会会員は含みませんのでご注意下さい。

研修スケジュール

事前課題

期間:2025年6月30日(月)
~7月30日(水)

専用サイトからアンケート・事前課題を実施

オンライン研修

期間:2025年8月1日(金)
~8月26日(火)

専用サイトからオンライン研修を視聴 

テスト

期間:2025年8月28日(木)
~9月1日(月)

専用サイトからテストを視聴 ※テストの受験は1回のみです

事後課題

期間:2025年9月10日(水)
~9月30日(火)

専用サイトから事後課題・アンケートを実施

研修プログラム(STEP2)

  • 講義1:これからの医療における「重症度、医療・看護必要度」の意義とその活用
  • 講義2:2025年からの地域医療構想の展開と病院経営のあり方
  • 講義3:「重症度、医療・看護必要度」のA、B、C項目の評価の基本
  • 講義4:「重症度、医療・看護必要度」のA、B、C項目に関する院内での研修方法
  • 講義5:「重症度、医療・看護必要度」を用いた日々のマネジメント(適正人員配置の基本)
  • 講義6:「重症度、医療・看護必要度」を活用した入退院支援(地域との連携)
  • 講義7:看護必要度データを活用した地域医療の将来と展望

※都合によりプログラムを変更する場合があります。

お申込みについて
お申込みは本サイトからのみ受け付けております。
お申込みから10日以内に参加証(受講料の決済方法及びログインID・パスワードを記載したメール)をお送りします。
※メールが届かない場合や、申込内容を訂正する場合は再申込みはせずにお問合せください。
参加者の変更は受け付けておりませんので、改めてお申込みください。
定員に達し次第、申込み受付を終了します。
受講料について

一般:8,800円 / 会員:7,700円(税込)
※会員とは日本臨床看護マネジメント学会会員を指します。看護協会会員は含みませんのでご注意下さい。

参加証のメールに記載されている手順に沿って、お支払い手続きを進めてください。
キャンセルに伴う受講料のご返金は承っておりませんのでご注意ください。
受講料の二重決済によるご返金を希望される場合はお問合せください。
※手数料を引いてご返金致します。
受講方法について
受講料の決済を確認後、本セミナーのアカウントが有効になります。
課題・研修ページの手順に沿って、オンラインセミナーを進めてください。

研修概要

 地域医療構想に基づく病院の集約化・重点化が進む中、2040年までの新たな構想では、医療機関の機能が追加される予定です。具体的には、以下の4つの機能を持つ医療機関を地域内に1か所以上整備することが求められます。

  1. 高齢者救急等機能:高齢者の救急搬送を受け入れ、早期のリハビリや退院調整を行う。
  2. 在宅医療連携機能:地域での在宅医療を実施し、他の医療機関や介護施設と連携する。
  3. 急性期拠点機能:手術や救急医療などの医療資源を集約化して提供する。
  4. 専門等機能:特定の診療科に特化し、地域ニーズに応じた診療を行う。
 これらの機能を明示できない病院は、地域包括ケアシステムにおける拠点病院としての存続が危ぶまれることとなります。しかし、看護必要度を効果的に活用することで、医療機能を明確にし、地域社会における存在感を高め、経営の安定を図りながら、地域包括ケアシステムにおいても重要な役割を果たすことが可能となります。

2024年度の診療・介護・障害サービス報酬改定のポイントと看護必要度

 2024年度の診療・介護・障害サービス報酬(トリプル)改定では、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の見直しが行われ、評価項目や基準の大幅な変更が実施されました。
 これにより、急性期一般入院料1 の基準は厳しくなり、多くの病院が対応を迫られています。特に、救急搬送後の入院の評価日数の短縮や、急性期一般入院料1 から他の入院料への移行を促す施策が強化され、病院経営者や看護管理者は、これらの変更に対応するために、自院の「重症度、医療・看護必要度」を把握し、適切な病棟構成や看護師の配置を行うことが求められています。

看護必要度データの利点

  1. 患者の状態把握の容易さ
    • 患者の状態を全体的に捉え、必要な看護サービスの内容と量を推定できます。
  2. 医療機関の機能評価の明示化
    • 医療機関の機能を患者の状態から説明することができます。
  3. 効率的な人員配置
    • 看護師の配置を適正化し、医療資源の効率的な利用を促進します。
  4. 地域連携の強化
    • 看護必要度データを地域の医療機関や介護保険施設等と共有することで、地域の中核的な役割を果たしながら、地域の医療、介護、生活支援サービスを向上させることができます。

地域連携の重要性

 これからは、在宅復帰率の向上や、回復期病棟や介護保険施設等との連携も一層重要となるため、地域との連携が大きな課題となっています。厳しい状況において、この研修で学ぶ看護必要度データは、今後ますます重要な指標となります。

研修の目的と内容

 今回の研修では、多くの利点を持つ看護必要度を評価するための基本的な知識や技術の習得を目指します。また、看護必要度データや他のDPC データを利用した人員配置の基礎、多職種・多機関協働のための地域連携の方法についても学ぶことができます。

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