研修スケジュール
事前課題
期間:2024年1月20日(土)~2月18日(日)
専用サイトからアンケート・事前課題を実施
オンライン研修
期間:2024年2月20日(火)~3月18日(月)
専用サイトからオンライン研修を視聴
事後課題
期間:2024年3月20日(水)~4月18日(木)
専用サイトからアンケート・事後課題を実施
研修プログラム(STEP2)
- 講義1 2024年度診療、介護報酬、障害サービス(トリプル)改定の動向
- 講義2 「重症度、医療・看護必要度」、DPCデータ利活用のための基本的考え方
- 講義3 「重症度、医療・看護必要度」データを利用した適正人員配置
- 講義4 適正人員配置 応用編(多職種連携)
- 講義5 「重症度、医療・看護必要度」データを利用した地域連携(入退院支援)方法
※都合によりプログラムを変更する場合があります。
- お申込みについて
- お申込みは本サイトからのみ受け付けております。
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お申込みから10日以内に参加証(受講料の決済方法及びログインID・パスワードを記載したメール)をお送りします。
※メールが届かない場合や、申込内容を訂正する場合は再申込みはせずにお問合せください。 - 参加者の変更は受け付けておりませんので、キャンセル後に改めてお申込みください。
- 定員に達し次第、申込み受付を終了します。
- 受講料について
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看護協会会員もしくはJSNAM会員 8,000円(税込)
非会員 9,000円(税込)
- 参加証のメールに記載されている手順に沿って、お支払いお手続きを進めてください。
- キャンセルに伴う受講料のご返金は承っておりませんのでご注意ください。
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受講料の二重決済によるご返金を希望される場合はお問合せください。
※手数料を引いてご返金致します。
研修概要
看護必要度は、患者の病態を把握でき、その得点の高さによって、患者の重症度の程度を判定できる世界で唯一のツールです。この考え方を使って、診療報酬における算定要件等として利活用されている「重症度、医療・看護必要度」ができました。すでに日本の全ての一般急性期病棟では、この「重症度、医療・看護必要度」を用いた入院基本料の算定方法が確立し、このほかの救命救急、ICU、HCU、地域包括ケア、回復期病棟と、およそ80万床で人員配置等の算定に利活用されています。 これは、少子高齢化がすすむ日本では、社会保障財源の多くを占める医療費の増大に対して、効率的な医療資源の利用が必須とされているからです。
すでに厚生労働省は、2006(平成18年)から、『病棟ごとに1日当たり勤務する看護要員の数が所定の要件を満たす場合は、24時間一定の範囲で傾斜配置することができる。なお、各勤務帯に配置する看護職員の数については、別紙10を参考として各病棟における入院患者の重症度・看護必要度に係る評価を行い、実情に合わせた適正な配置数が確保されるよう管理すること。』という通知をだしてきました。つまり、病棟間の適正人員配置に際しては、「重症度、医療・看護必要度」のデータを利用することを前提とすべきことを示してきました。
これは、「重症度、医療・看護必要度」が、「入院患者に必要な看護サービスの内容と量」を、「患者がどの程度、看護サービスを必要としているか」を推定し、評価できる「看護必要度」から生まれたからできることです。しかし、看護必要度が開発されて、「重症度、医療・看護必要度」として、診療報酬に利活用されはじめて20年以上が経過しましたが、残念ながら、現場では、単に患者の評価をするだけにとどまっており、人員配置や入退院支援をはじめとした、地域連携に利用できるといった理解は十分とはいえません。
そこで本研修では、2024年度診療・介護・障害(トリプル)という報酬改定の動向を示しながら、今改定で予想される、医療と介護、障害サービス分野との連携強化に「重症度、医療・看護必要度」データが利活用し、連携できることを学びます。 さらに、今後、益々、重要となる「重症度、医療・看護必要度」データを使って、適正な人員配置をするための基本的理解とその方法を学びます。