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お知らせ

研修の受付は終了いたしました。

研修スケジュール

STEP1:事前課題 STEP2:オンライン研修 STEP3:事後課題
2023年1月31日~2月26日 2023年2月28日~3月27日 2023年3月29日~5月25日

※すべてWEBで受講できます。

研修概要

 重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)は、「入院患者に必要な看護サービスの内容と量」を、「患者がどの程度看護サービスを必要としているか」によって判断し、評価するツールです。 このツールは、患者の病態を把握することができ、得点の高さによって病態の重症度が分かる日本で唯一のツールとして、診療報酬における算定要件等として利活用されてきました。

 例えば、看護師は、「モニタリング及び処置等」を示すA項目、「患者の状況等(介助)」を示すB項目、「手術等の医学的状況」を示すC項目の評価をしていますが、 B項目の結果は、患者の心身の状況をあらわしていますので、入院患者でなくても地域の高齢者や障がい者等の介助状態の把握にも利用することができます。

 また、A、B項目から得られる情報は、「入院時の情報提供書」や「要介護認定時の認定項目」の中に同様の情報があります。 つまり、看護必要度によって収集されたデータは、そのまま医療サービスだけでなく、介護や福祉の場面でも応用できるのです。 このことは、看護必要度が、病院が地域と連携するための有用なツールとなることを意味しています。しかし、現在は、このような活用は、十分すすんでいるとはいえません。

 一方、病院では、近年の入院患者の医療ニーズの増加・多様化に対応するために、効率的な医療資源の利用が求められてきました。 このため厚生労働省は、2006(平成18年)から、直近の2022年度まで、すべての改定において、一貫して、以下の通知を出しています。

『病棟ごとに1日当たり勤務する看護要員の数が所定の要件を満たす場合は、24時間一定の範囲で傾斜配置することができる。 なお、各勤務帯に配置する看護職員の数については、別紙10を参考として各病棟における入院患者の重症度・看護必要度に係る評価を行い、実情に合わせた適正な配置数が確保されるよう管理すること。』

 このように看護必要度を利活用して、適正な人員配置を実現することが求められています。これは、病棟間の適正人員配置においては、看護必要度データを基本とすることを示しています。

 そこで、本研修では、看護必要度データの利活用を推進するために、「①適正人員配置コース」と「②地域連携コース」の2つのコースを創設しました。受講を希望される方はいずれかのコースを選ぶことができます。

①「適正人員配置コース」では、まず人員配置の基礎を学びます。続いて、病棟別の患者の状態を看護必要度のデータを使って理解する方法を学びます。 そして、病棟ごとに適正な人員を配置できるためのスキルの習得を目的とします。

②「地域連携コース」では、多職種協働を前提とした地域連携と、病院内の病棟間の適正な人員配置を進めるための方法を学びます。 これから求められる医療・介護連携のために、介護分野でよく用いられている評価項目には、看護必要度と同様の情報があることを示しながら、 病院から自宅へ、自宅から入院を繰り返す患者の情報を共有するツールとして活用できることを学びます。

 これら2つのコースは、看護必要度の評価に携わる全ての看護師の方々を対象として、患者中心アプローチを実現することを目指したステップアップ研修です。 1人でも多くの皆様に受講していただきたいと考えております。

日 時
STEP1:事前課題 2023年1月31日~2月26日
STEP2:オンライン研修 2023年2月28日~3月27日
STEP3:事後課題 2023年3月29日~5月25日
講 師
日本臨床看護マネジメント学会理事長 嶋森 好子 氏   
兵庫県立大学大学院社会科学研究科教授 筒井 孝子 氏 ほか
プログラム

研修開始後に以下の2つのコースからご希望のコースを選択できます。

適正人員配置コース

講義1 看護必要度を活かした看護管理/リスキリングのための看護必要度データ

講義2 看護必要度データ活用 超入門/多職種協働に役立つ看護必要度データの活用方法

講義3 看護必要度IとIIの違い/DPCデータの概要 様式1の使い方

講義4 看護必要度を活かした多職種協働による患者サポート例

講義5 病院における適正な人員配置 初級編

講義6 病院における適正な人員配置 応用編

地域連携コース

講義1 看護必要度を活かした看護管理/リスキリングのための看護必要度データ

講義2 看護必要度データ活用 超入門/多職種協働に役立つ看護必要度データの活用方法

講義3 看護必要度IとIIの違い/DPCデータの概要 様式1の使い方

講義4 看護必要度データ活用 応用編/多職種協働に役立つ看護必要度データの活用方法

講義5 地域における患者情報とはどのようなものか/地域連携を推進するための看護必要度データとは

講義6 看護必要度をプラットフォームとした地域連携事例

※都合によりプログラムを変更する場合があります。

お申込みについて
  • お申込みは本サイトからのみ受け付けています。
  • お申込み後、10日以内にご入力いただいた"メールアドレス"へ参加証をお送りします。
  • メールが届かない場合や、申込内容を訂正する場合は再申込みはせずにお問合せください。
  • 定員に達し次第、申込み受付を終了します。
  • 参加者の変更は受け付けておりませんので、改めてお申込みください。
参加費について
看護協会会員またはJSNAM会員
※JSNAM:日本臨床看護マネジメント学会
8,000円(税込)
非会員 9,000円(税込)
  • 決済・入金方法については参加証に詳細を記載しております。
  • キャンセルによるご返金は承っておりませんのでご注意ください。
  • 参加費の二重決済/入金によるご返金を希望される場合はお問合せください。
    ※手数料を引いてご返金致します。
STEP1:事前課題について 期間:2023年1月31日~2月26日
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STEP2:オンライン研修について 期間:2023年2月28日~3月27日
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STEP3:事後課題について 期間:2023年3月29日~5月25日(※期限を延長しました)
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修了証について 期間:2023年5月1日~5月31日
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研修の受付は終了いたしました。